2024

【西村】

2024年も無事に366日目を迎えました。

昨年の千葉に続き、今年は滋賀での年越しです。

1日目から立て続けに大変な事が起こり、日本全体がざわざわした気持ちでスタートした2024年。

一年を通して世の中に対してやるせない気持ちになることが多かったのではないでしょうか。

もちろん明るい話題もありました。特にスポーツ界では日本人の頼もしさを感じる場面も数多くあり、楽しませてもらいました。

その中でもアスリートに対する誹謗中傷が数多くあったり。

今年はSNSの光と影、功罪が強く表れた年でした。

オールドメディアは自分達が正しい、ネットリテラシーが大切だ、とSNSの在り方に疑問を呈しています。

もちろん玉石混合のSNS発信の情報は受け手のリテラシーが問われることは言うまでもありません。

しかしそれ以前に「テレビでやっていたから」「週刊誌に書いてあったから」その情報が正しいとは限りません。

今年は個人のメディアリテラシーが問われる出来事が多くありました。

「はて?」

「虎に翼」の主人公寅子の口癖です。

脚本家の吉田恵里香さんが「納得いかない、疑問を感じる、分からない、ということについて、なるべく相手を否定しない形で、どういう意味なのか、対話しよう、ということを念頭において考えた言葉」だそうです。

相違は否定の理由にはなりません。自分と違うから相手を否定するのは違います。話し合えば折り合うこともあるし、言葉足らずで誤解しているだけかもしれない。

「誰かが言っていたから」「これまでもそうだったから」ではなくて、学び、考え、判断して自分の意思を持つことの大切さを再確認した一年でした。

世の中に対するやるせなさ、他者に対するネガティブな感情が渦巻いた2024年。

それらを払拭してくれるのは「思慮深さ」ではないでしょうか。

2025年、ライコは20年目を迎えます。

地に足をつけ、一日一日を丁寧に判断しながら節目の一年を過ごしたいと思います。

来年もよろしくお願い致します。

良いお年をお迎えください。

(2025年からはインスタグラムでの発信を頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします。)

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